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2. 紫金山風土記の丘計画と博物館の活性化について(要約)

質問

吹田市立博物館では、平成17年度より市民グループとの連携を強め、平成18年度の千里ニュータウン展では市民委員を公募し、数多くの来場者があった。市民委員がかかわる以前と以後の企画展示の入場者数を示されたい。(↓答弁へ

 

担当部は、博物館の使命は地域文化財の保存と活用と繰り返し答弁している。地域文化財とは何を指すのか、自然や環境は含まれるのか。(↓答弁へ

 

市民協働で行っている企画展示では、自然の歴史的な変化や人の生活とのかかわりに注目して展示を行っていること、また、博物館の立地そのものが吹田の自然の歴史について考える格好の場所であること等を考えれば、吹田市立博物館の条例に自然の2文字を追加することが必要ではないか。(↓答弁へ

 

以前から質問しているが、博物館の市民による評価制度の導入、市民が企画段階からかかわれる制度づくり、また、中期ビジョンの策定についての進捗状況についても聞きたい。(↓答弁へ

 

紫金山風土記の丘計画について、これまで整備に投入された費用の総額と、今後必要な費用について聞きたい。(↓答弁へ

 

風土記の丘計画の中で、ビジターセンターの設置が明記されているが、このセンターの役割はどのように考えているか。(↓答弁へ

 

ビジターセンターを自然環境啓発活動の拠点と位置づけ、博物館と連携した学術的な調査、研究の行える体制をつくるべきと考えるが、どうか。(↓答弁へ

 

ビジターセンターの運用について、紫金山公園運営協議会が発足したと聞いている。緑化公園室、博物館との協働した取り組みが必要と考えるが、現在の協議会の議論の内容と今後の運営について聞きたい。(↓答弁へ

 

紫金山公園の風土記の丘計画におけるビジターセンターの位置づけと運用、また、博物館の自然への取り組みに関して、条例への文言追加することについてなど市長の意見を聞きたい。(↓答弁へ

 

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答弁1:社会教育部長

公募による市民委員がかかわってからの企画展示の会期中入館者数は、総数3万5,162人、1回平均で7,032人であります。それ以前の春季、秋季企画展示の入館者数は、5年前までさかのぼりますと、総数1万3,178人で、1回平均で1,317人であります。

 

答弁2:社会教育部長

地域文化財の定義として、地域の歴史や文化の特質をよく伝えている有形、無形の所産とされ、具体的には埋蔵文化財や歴史資料、文化財建造物、民俗資料、美術工芸資料等、そして、これらに関連する無形の資料が含まる。通常、文化財とは人間がつくったものを指し、それに対して人々の生活や信仰等に深くかかわり、地域の文化形成に深く関与した自然や天産資料は、記念物として選定され、文化財に類する価値が与えられ、文化財保護法や文化財保護条例で保護が行われているものである。

 

答弁3:社会教育部長

条例第1条(設置)の中に、考古、歴史、民俗、美術工芸等に関する資料を収集しと表現されており、この等の中に、自然資料も含まれると考えている。
博物館の企画展示においても、自然環境に深く関与した人々の歴史をテーマに開催してきた。今後もより一層自然環境に関するテーマに取り組んでいきたい。

 

答弁4:社会教育部長

博物館の評価制度については、博物館の将来像をさらに明確に市民に示すために、平成18年度第2回博物館協議会において、市立博物館の使命、中・長期計画、点検、評価、外部評価について検討するように諮問し、今後2年をかけて答申をいただくこととなった。
当協議会での論議においては、使命について総論的な論議が始まったばかりであり、今後作業部会の設置や、市民から意見を聞く機会を検討するなどを経て、本格的な論議に入ると思われる。

 

答弁5:建設緑化部長

紫金山公園整備事業費について、平成19年(2007年)3月末までに約120億7,850万円を執行しており、今年度も含め今後約10億1,230万円を予定している。

 

答弁6:建設緑化部長

ビジターセンターの役割については、公園来訪者に里山や紫金山についての紹介、各種の情報提供、活動の場の提供、里山での遊び、作業、農業体験などの活動などの基地となるものと考えている。

 

答弁7:社会教育部長

ビジターセンターの運営に当たっては、自然保護団体とのさらなる連携が必要と考えている。これにより、博物館活動がさらに深みを増し、市民により親しまれる博物館となるのではないかと考える。
具体的な論議については、博物館の担当者も参加する紫金山公園運営協議会の中で論議を重ねながら、よりよいビジターセンターの設立を目指し、検討していきたいと考えている。

 

答弁8:建設緑化部長

ビジターセンターの運営に当たっては、自然保護団体とのさらなる連携が必要と考えている。これにより、博物館活動がさらに深みを増し、市民により親しまれる博物館となるのではないかと考える。
具体的な論議については、博物館の担当者も参加する紫金山公園運営協議会の中で論議を重ねながら、よりよいビジターセンターの設立を目指し、検討していきたいと考えている。

 

答弁9:市長

自然や歴史的文化遺産が残る紫金山公園については、市民参加のもと策定した吹田風土記の丘・紫金山公園基本計画に基づき、平成22年(2010年)度の完成を目指して整備に取り組んでいるところである。
同公園には、国史跡や国重要文化財、古墳、移築窯跡など、地域の歴史を刻んだ重要な文化財が所在し、自然教育や歴史教育の場として、隣接する市立博物館との一体的な活用が不可欠と考えている。
ビジターセンターについては、紫金山公園一帯でさまざまな環境活動をされている方々からの御意見や他市での事例等を参考にしながら、最も効果的にセンター機能が発揮できる方策を早急に検討していきたいと考えている。
なお、博物館条例の取り扱いについては、教育委員会と十分協議しながら対応していきたいと考えている。

 

要望(発言2回目)

先日、博物館の館長をされている小山先生とも話をしたが、ビジターセンターの設置に関して、有効活用するためには、やはり学術的な、専門的な裏づけ調査研究の機関を持たなければ、ただの公園案内になってしまうのではないかと危惧されていた。これから博物館とあわせて紫金山公園の協議会が取り組まれるということだが、ここに博物館の館長の知見もぜひ入れていただき、有効な活用ができるような形での運営をしてほしいと要望する。

 

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