質問
今期予算で芸術芸能フェスティバル事業97万円が計上されています。
「みんなで創る!歴史と文化のまちづくり」という冊子を読み返してみました。これは、平成16年度に、市民、事業者、大学などの意向が反映されたものとなるよう、懇話会やパブリックコメントを実施し、まとめられています。
基本的には、新しいものをつくるのではなく、地域にあるものを生かすという発想でまちづくりを進めると書かれております。
芸術文化館構想など新たな箱物をつくるより、既存の施設の活用を考えるほうが先ではないとかんがえますが、市長のお考えはいかがでしょうか。
例えば、博物館の活用。常設展示は既に15年余りが経過しています。ここ2年余りの市民の協働による市民参画の芽生えを基点に、博物館のてこ入れを行う方がより有効ではないかと思います。
博物館の常設展示の更新など、刷新を図ってはどうでしょうか。また、博物館の中期ビジョン策定の予定はどうなっているのでしょうか。
また、企画の段階から市民参画を進める点について、市民の持ち込み企画を募る点についてなど、協働の仕組みはとっておられるのか、お聞かせください。
博物館での紫金山公園、風土記の丘計画に関連して、ビジターセンターの整備も今年度進むとお聞きしておりますが、博物館と一体とした整備をお願いしております。
このビジターセンター建設について、その推進体制はどのような状況かお聞かせください。
答弁1:市民文化部長
昨年制定いたしました文化振興基本条例には、市民のさまざまな文化活動に対する支援を規定いたしておりますが、文化施設の整備及び充実もその一つでございます。御指摘いただいております既存の文化施設を活用する方策につきましても研究してまいりたいと考えておりますので、以上、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
答弁1:市長
私は市民文化の無限の創造性と地域文化の確かな伝統性を大切にしながら文化振興を図り豊かな市民生活を実現してまいりたいと考えております。
公共施設の設置を計画いたします際には、現有ストックを有効に活用することを基本に、政策目的を実現する上で最も効果的な対応を図る必要があると考えます。
芸術文化館につきましては、市民の皆様が身近な場所で日常的に美術や文学に親しむ機会を広げ、鑑賞するだけではなくみずからも参加し創造していただく拠点を設けることによりまして、一層の文化振興を図ることを目的としております。
今後、専門家の方々にはさまざまな観点から御議論を検討いただき、その提言の趣旨に基づき本市にふさわしい芸術文化館構想を策定してまいりたいと存じます。
答弁2:社会教育部長
博物館の常設展示は、吹田の歴史と文化を、その代表的な考古学、歴史学、民俗学の資料や模型によって来館者にお示ししているものでございます。開館以来15年がたち博物館協議会の答申にもありますように、わかりやすい展示、最新の研究成果を盛り込んだ展示、市民に親しまれる展示を常に心がけるよう指摘されておりますが、これまでも年次的な予算の中で展示の更新をしてきたところでございます。
しかしながら、大規模な更新となりますと、総合的な展示シナリオの再編成と、別途新たな予算措置も必要と考えておりますので、今後研究してまいりたいと考えております。
博物館の中期計画につきましては、平成18年(2006年)11月28日の博物館協議会にこの問題を諮問いたしました。したがいまして、平成19年度(2007年度)には課題として取り組んでいただけるものと考えております。
答弁3:社会教育部長
企画の段階から市民の参画を受け入れることにつきましては、平成18年度(2006年度)の「千里ニュータウン展」で初めて取り組み、平成19年度(2007年度)の秋季特別展(仮称)「大阪万博と吹田」でも、既に市民委員会が結成されております。また、平成19年度(2007年度)の春季特別展「吹田の景観を掘り起こすパートⅡ」につきましても、市民団体の提案や協力を得ながら現在進めておりますことなど、引き続き市民参画の展示を目指していく所存でございます。
今後とも、市民の提案を企画展に取り込んでいけるようなシステムにつきましては、博物館協議会の意見も聞き検討してまいりたいと考えております。
答弁4:建設緑化部長
ビジターセンターの建設につきましては、平成20年度(2008年度)に実施設計を行い、平成21年度(2009年度)に公園南西側の吹田の里ゾーンに建設予定となっております。今後、関係部局を含め協議してまいりたいと考えております。

