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4. 男女共同参画について(要約)

質問

1月27日、柳沢厚生労働大臣は女性を「産む機械、装置」と発言いたしました。また、2月6日には、2人以上の子供を持ちたいという若者を、極めて健全と述べました。これらの発言は、すべての女性に対する暴言です。
私たち吹田市議会女性議員有志は、2月23日、安倍総理大臣あてに柳沢厚生労働大臣の罷免を求める申し入れ書を提出いたしました。

この柳沢厚生労働大臣の発言に関して、市長も同様にお怒りのことと思いますが、御感想をお聞かせください。

また、近年民間企業ではCSR(企業の社会的責任)を明確にし、信頼を得ようという動きが活発です。自治体においても、福岡県福津市、東京都千代田区では入札希望事業者に男女共同参画社会貢献制度報告書の提出をさせているそうです。

吹田市でもアンケートを実施されているとのことですが、男女共同参画社会への意欲的な取り組みをあらわし、企業への啓発活動にもつながる活動として、より進めてもよいのではないかと考えますが、市長はいかがお考えでしょうか。

2月15日の市報すいたにも、男女共同参画シンポジウムについて特集号が挟み込まれていました。男女共同参画は多様な価値観のもと、個性を生かし、能力を発揮できる社会の礎です。しかし、さきの大臣の発言にもあるように、男女共同参画社会の実現にはまだまだ意識を変える啓発活動が必要なのだと感じています。

吹田市でも、市が率先して男女共同参画における施策を講じていることと思います。現状、庁内において率先して行っている施策について進捗状況がわかるものがあればお示しください。

さて、吹田市の男女共同参画プランは、平成15年度から5カ年間の計画を記したもので、ことしは計画終了年度を迎え、改定作業を進めるとのことです。
この計画では、数値目標を立てて進捗管理をしている項目もありますが、これらの進捗管理を市民参加で行うとありますが、進捗状況の公表など状況をお示しください。

市民と連携して進める項目として、男女共同参画推進員制度を設置し地域に根差した活動を進めるとありますが、この活動の内容をお示しください。
市民によるジェンダーに敏感な視点での地域の点検活動についても、4年間の実績を教えてください。

私は、男女共同参画センター・デュオの運営審議委員も務めさせていただきました。センターではさまざまな企画を考えられ、年間を通して活動されており評価をいたしております。
ただ、現在、吹田市の男女共同参画を推進する上で何が最も必要な施策なのか、データをもとに進めてほしいと思います。すべてに取り組もうとすると、やっているけれども効果が薄いということにもなりかねません。

中でも、国が進めるチャレンジ支援、女性の就労支援についての取り組みがおくれているように感じます。具体的にこの4年間でどのような取り組みが進んだのでしょうか。

男女共同参画センターは、施策を進める上で市民に見える施設です。ここで吹田市の取り組みが見えるようにしていただきたい。
また、人がたまれる場所、最近では若者の就労支援でもジョブカフェというようにカフェ機能を持たせる場所をつくるなど工夫が必要ではないかと思います。
また、私が議員として活動させていただいた4年間に、女性特有の問題として、産後うつや乳がんの体験者から御相談がありました。それぞれが体験をもとに、非常に積極的な活動を行われています。
こういう方たちといかに協働して広報、啓発活動ができるのかが、これからの市職員には問われているのだと思います。

保健センターでも、年間を通してさまざまな活動が決定しているとは思いますが、市民の方たちと地道に手を携えていくかを考えていただきたいと思います。担当部はどのようなお考えをお持ちか、お聞かせください。

 

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答弁1:人権部長

本市におきましては入札参加資格審査申請時に、男女共同参画推進に関するアンケート調査を提出していただいております。
これにより雇用状況や女性の登用、両立支援策、セクシュアルハラスメント防止の取り組み、積極的な格差是正措置などの整備状況について報告をしていただき、結果を年次報告書と市報に掲載いたしております。

 

答弁1:市長

少子化対策をめぐりいろいろと議論が交わされている厚生労働省の所管大臣が、「女性は産む機械」などという発言をされたことは大変遺憾なことと存じます。
本市におきましては、男女共同参画条例の基本理念としての、妊娠や出産を含めた女性の生涯にわたる健康と権利を第一に考え、今後とも条例に基づいた施策や事業を展開してまいる所存でございます。

 

答弁2:人権部長

本市におきましては入札参加資格審査申請時に、男女共同参画推進に関するアンケート調査を提出していただいております。
これにより雇用状況や女性の登用、両立支援策、セクシュアルハラスメント防止の取り組み、積極的な格差是正措置などの整備状況について報告をしていただき、結果を年次報告書と市報に掲載いたしております。

 

答弁2:市長

入札希望事業者に対します男女共同参画社会貢献制度報告書につきましては、本市でも既に入札参加資格申請時に、男女共同参画の進捗状況についての報告をいただいているところでございます。
男女共同参画社会の実現を進める上で、事業所における取り組みが果たす役割は大きく、入札希望事業者につきましては、企業の社会的責任を率先して果たしていただきたいと考えております。

 

答弁3:人権部長

本市におきましては女性職員の管理職への積極的な登用を図っており、役付職員に占める女性の割合は係長級以上で平成14年度(2002年度)におきましては18.1%でしたが、平成18年度(2006年度)は、22.2%にふえております。
また、平成17年度(2005年度)に作成いたしました吹田市特定事業主行動計画におきまして、男性の育児休業取得の促進を盛り込み、同年度1名の取得がありました。
さらに、職員向け啓発紙「かわらなきゃ」の発行を通して、男女共同参画に関する啓発を行っているところでございます。

 

答弁4:人権部長

男女共同参画プランの進捗管理につきましては、男女共同参画審議会で審議していただいており、各年度の取り組みにつきましては、年次報告書に取りまとめております。

 

答弁5:人権部長

男女共同参画推進員制度は、市と市民が協働して進めていくために設置したもので、養成・基礎コース、専門コースの講座を修了された方に、登録、活動していただいております。その活動につきましては、男女共同参画室、男女共同参画センターの広報誌の編集、講座の企画運営等を協働し、担っていただいております。
今後は、この活動にとどまることなく学んだことを伝える力を持って、地域などでさまざまな活動に生かしていただきたいと考えております。

市民参加による街角ウォッチング事業につきましては、「まちかど探検、広告・ポスターをウォッチングしよう~すいた大好き人間、集まれ~」と題しまして、市民である受講者が、実際にまちに出て、目につく広告・ポスターを読み解くことで、自分たちが暮らしているまちについて見直し、深めていただこうと開催いたしました。
最終回では、班単位で、男女共同参画の視点を持って、まちかどをウォッチングした成果をそれぞれ発表し合い、自分たちの住むまちを取り巻くメディアを見つめ直すことにつながりました。

 

答弁6:人権部長

図書館での情報提供、産業労働室においての講座の開催や情報提供を行ってまいりましたが、男女共同参画センターにおきまして、再就職準備講座を開催するとともに、キャリアアップ講座、パソコン講座等の開催や、来館者に対する情報提供を進めてまいりました。

 

答弁7:人権部長

現在、情報を求めて来館されます市民の方につきましては、気軽に相談していただけるよう運営について努力しているところでございます。
1階ロビーにおきましては、各種の資料、情報を提供し、情報資料室の書籍を一部ロビーにおろし、机等も配置し、市民の皆様に御利用いただき、また、利用グループ・サークルにつきましても部屋の活用とともに交流の場として御利用いただいているところでございます。今後とも、引き続き工夫、改善してまいります。

 

答弁8:福祉保健部長

保健センターでは、妊婦訪問や新生児訪問、また、がん検診を通じ、産後うつや乳がんの予防、早期発見に努めているところでございます。産後うつや乳がんを体験された方との協働した広報啓発活動につきましては、今後、市民に配布する啓発リーフレット等に皆様の体験談を掲載させていただくなど、御協力をいただきたいと考えております。
また、乳がん体験者の方はグループとして活動を開始しておられます。会員に対しての乳がんに関する情報提供等の依頼があれば、保健センターとして支援したいと考えております。

 

質問2回目

男女共同参画に関してさまざまに御答弁をいただきました。これからの社会を考える上で本当にどのような形で男女共同参画という社会を実現していくのかを吹田市としても考えていかなければならないと思います。
吹田市でも条例をつくり、計画をつくる段階で全市的な体制を組んで考えておられるということは存じ上げておりますけれども、本当にどこに重点を置いてやっていくのか、非常にこれは重要な問題だというふうに感じております。
そこで、この4年間を吹田市で女性として助役という立場で見てこられた清野助役に御質問ですが、男女共同参画の、これから吹田市にとって最も必要な点等、お考えがありましたら、ぜひお答えいただければというふうに考えております。

 

答弁(質問2回目の回答):助役

公務員はあらゆる労働条件において男女平等が既に保障されているわけですから、吹田市役所におきましてまさに職場における均等待遇、両立支援をいかにして実現していくかということが、結局は吹田市内の他の事業者に対する一番大きな啓発であるというふうに考えております。
幸いなことに、吹田市では、今現在女性の役付の職員が22%余りいるということでございますので、これは今後ますますふえていくと思いますし、今現在、総務部が中心になってやっております人事・給与制度の研究会におきましても、女性職員を積極的に活用していくポジティブアクションを実施していくということは、男性職員の方からもきちんと提言をされておりまして、そのことは今回の人事異動の方針にも明確に書かれたことでございます。
今後、吹田市役所におきましてはあらゆる意思決定の場に、女性職員が登場してくると思います。そういうことになれば吹田市が実施しますあらゆる施策に男女共同参画の理念がきちんと通されていく。そのことをもって、他の吹田市内の企業に対する本当に自主的な啓発活動になると思っておりますので、私は吹田市の今後の市役所における女性職員の活用のあり方、そして、その女性の努力とその能力が男女共同参画社会の実現に向けての大きな一歩を築くであろうということに大変期待をしているところでございます。

 

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