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7. 吹田操車場跡地について(全文)

質問

1月23日、市民から梅田貨物駅移転に関して住民投票条例制定を求める直接請求があり、3月1日に4万1,394名の署名簿が提出されました。これまでにも、吹田操車場等跡利用対策特別委員会や全員協議会でも会派としての意見を述べてまいりましたが、吹田操車場跡地利用に関して、市長からの市民への説明が、環境対策、今後の財政面での支出などについて不十分であると考えます。
さらに、今回の直接請求は間接民主制の地方自治にあり、地方自治法第74条の規定により認められた市民の権利であるにもかかわらず、請求があることを知りながら、市長が着工合意を行ったことは、市政を託されたお立場の市長として適当とは思われません。
私たち会派が申し上げた財政的な問題から考えれば、これは一部地域の問題ではありません。市長のこれまでの御説明によれば、基盤整備で90億円、その上に地下鉄8号線の負担割合など財政負担を強いられ、次世代の市民にも負担を課す全市的な問題です。
後期財政健全化計画案でも、今後5年間で55億円の赤字の説明がついておらず、土地開発公社の110億7,000万円の整理方法も示されない中、新たに取りかかろうとされるこの事業について、市民への説明は十分でないことを強く申し上げます。

 

以上の観点から、この事業について、メリット・デメリットを明らかにする責任に、市長は十分対応したと考えているのか。
今議会では、東部拠点整備室を設置し、地下鉄8号線延伸誘導のための基礎調査などに予算5,126万9,000円が計上されていますが、地下鉄8号線について大阪市の現在の見解と延伸時の吹田市の負担はどのようになるのかをお答えください。

 

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答弁:企画部長

吹田操車場跡地に関します数点の御質問につきまして市長にとのことでございますが、まず、担当の方からお答え申し上げます。
跡地のまちづくりにつきましては、かねてより吹田操車場等跡利用対策特別委員会に提出してまいりました梅田貨物駅の吹田操車場跡地への移転計画に関する基本協定書の諸課題の整理状況、並びにまちづくり可能用地でのまちづくりに関する検討内容などにつきまして、市としての一定の考え方をお示しできる段階に至りましたことから、市民の皆様方には本年1月1日号の市報すいたでお知らせをいたしましたところでございます。
また、1月15日には「市長が語る吹田操車場跡地のまちづくり」と題しまして、市長みずからが跡地のまちづくりにどのような夢と期待を持っており、これらがいかに吹田市の将来にとって有益なものとなる可能性を秘めているのか。そして、次の時代の吹田市を担う若い世代の人たちのために、どのような夢と希望をマイナスの財産ではなく、プラスの財産として残していくことができるのかといった点につきまして、お話をさせていただいたところでございます。

 

メリットといたしましては、昭和59年2月に吹田操車場が操業を停止いたしまして以来、議会と市が一丸となって取り組んでまいりました市としての大きなまちづくりへの思いが、摂津市域を含めました約23haの広大な用地において実現するということが最大のメリットであると考えているところでございます。

 

デメリットといたしましては、貨物駅が本市に設置されることによる環境への不安ということでございますが、懸念されるマイナスの面につきましては、環境影響評価の手続等によりクリアをできたと考えております。

 

御指摘の財政面の問題につきましては、市民の生活環境の向上や地域経済の活性化、地域福祉の増進といった観点のもとに、平成18年度(2006年度)におきまして、事業採算性からの本市のリスク負担の軽減を基本に、事業手法、事業主体等につきまして、精査を加えてまいりたいと考えているところでございます。

 

次に、地下鉄8号線の岸辺駅までの延伸につきましては、吹田操車場跡地のまちづくりが周辺地域だけではなく、北大阪地域全体のまちづくりに貢献する都市空間としての位置づけをさらに高めるものであると考えております。
これまで本市では、一昨年10月の近畿地方交通審議会の答申をも踏まえ、国や大阪府に対しましてさまざまな機会を通じまして延伸支援のための要望活動に取り組んでおり、大阪市に対しましても同様の趣旨をお伝えいたしているところでございます。
現実に、延伸が実現いたしますまでには解決しなければならない課題が幾つもございますことは十分に認識をいたしているところでございますが、今後も本市といたしましては御指摘の費用負担のあり方も念頭に置きながら国のさまざまな事業施策との連携や、これに伴う関係法令等の研究をさらに進め、議会はもとより、大阪市、大阪府を初め関係各方面の方々の御理解と御協力を賜りながら、地下鉄8号線の岸辺駅までの延伸が実現いたしますよう、さまざまな取り組みを展開してまいりたいと考えております。

 

答弁:市長

吹田操車場跡地利用についてのメリット、デメリットに関する御質問に御答弁申し上げます。
吹田操車場跡地利用におきましては、貨物駅の建設とまちづくり可能用地の将来活用という二つの課題があると考えておるところでございます。
本年1月15日には、吹田市文化会館(メイシアター)で開催いたしました、「市長が語る吹田操車場跡地のまちづくり」におきまして、貨物駅を建設する場合は、どういう問題があるのか。
また、まちづくり可能用地での市民の方々に喜んでもらえるまちづくりのあり方とはどういうものなのか、という二つの柱を立て説明を行ってきたところでございます。

 

貨物駅の建設に関しましては足かけ7年に及ぶ環境影響評価手続等により市民の環境への不安というデメリットの払拭が行われたこと。また、摂津市域を含めた約23haの新たなまちづくりができるというメリットなどにつきましても、これまで議会などの場で御説明させていただいたところでございます。

 

今後も、議会はもとより、市民の皆様や関係各方面の方々からの御意見をお聞きする中で、近未来の夢のあるまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようにお願い申し上げます。

 

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