質問
職員の資質向上を目指し人材育成基本方針案、スイタダイナマイト作戦が昨日提示されました。職員の人財育成に関しては、私たち会派から人事制度の見直しと、現場職員のチームによる職場改善運動への取り組み実施を要望してきました。
しかし、吹田には独自の研修制度や事務改善見直しがあり、当面職場改善運動に取り組むつもりはないというお返事でした。
私はふだん庁内を歩いていて私と同年代の若手の職員に覇気や元気が感じられないことが気がかりです。
この半年余り、経済産業省の若手職員たちが自主的に立ち上げたソーシャルアクションスクールという集まりに参加しました。
この会の趣旨は、公の仕事を担うのはすべて官であるという意識を変革し、公に携わる志ある人財を育成すること、参加者が覚せいし、みずからの持ち場で現実的に物事を変革していける人財になることを最終目的としています。
一部の公務員の方々には危機意識が強くあるのだと感じさせられました。近隣市では尼崎市、豊中市、神戸市、堺市などの若手30代から40代の職員の方が数多く参加されていましたが、残念なことに吹田市職員の参加はありませんでした。
そこで、荒起助役にお聞きします。
助役はこの3月で退職されますが、これまで吹田市職員として40年余りを勤められました。最近の職員の気質、士気の変化をどのように感じておられるのかお聞かせください。
また、これからの吹田市に必要な人財育成方策とはどのようなものとお考えかお聞かせください。
最初の質問で、財政についてお聞きしましたように、これまでどおりに安住した政策運営では、吹田市が立ち行かなくなります。
市長のおっしゃるまちづくり推進機構の担い手として、若手職員の育成についても変革が必要です。
吹田市のスタイルというのも理解できますが、これからを担う若手職員の士気、チームワークをはぐくむ仕掛けとしてぜひとも職場改善運動への取り組みへのゴーサインを市長みずから発していただき、全庁的に取り組んでいただきたいのです。市長のお考えをお聞かせください。
答弁1:総務部長
人材育成に関しまして、助役にとのことでございますが、まず、担当よりお答え申し上げます。
吹田市人材育成基本方針、これにつきましては、ダイナマイト作戦とネーミングをしておりますが、この基本方針は、地方分権の時代にありまして職員一人一人がみずからの資質を高め、豊かな発想と柔軟な視点で新しい施策を生み出し、まちづくりを担うという責任と自覚を持って仕事に取り組む職員の育成を目指し、庁内の若手職員と中堅職員で構成する検討会の提言をもとに策定したものでございます。
この基本方針では、新しい時代にふさわしい自治体改革を進め、一歩先を行く真のリードオフマンを形成するため、自律への変革、協働へのシフト、改革への挑戦といったことを兼ね備えた職員を、私たちが目指す職員像として位置づけ、そのために職員一人一人のモチベーションの向上をキーワードとし、職員の士気、やる気を向上させていくことにより、人材の育成を図っていこうとするものでございます。
今後におきましては、この基本方針をもとに市民の思いをみずからの思いとし、地域における新たな問題や課題に積極的に取り組み解決できますよう、職員の資質向上に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
答弁1:助役
最近の職員の気質、士気の変化についてでございますが、私が一職員として勤務していた若いときは一般論として自治体の仕事や役割が、法令や条例に定められた定型業務の執行や、国からの委託、委任事務の処理等に重点が置かれていた時代でございまして、そのような業務を担う職員に求められる能力は、堅実さやまじめさ、協調性、従順さなどが第一であると考えられていた時代でございます。
しかし、地方分権時代を担うこれからの職員に求められる気質や役割は、プロデューサーとして、また、コーディネーターとしてのマネジメント能力であり、みずから決定し、責任を持って独自の政策をつくり出していく姿勢であると考えております。
このような時代の変化とともに、ここ数年徐々にではございますが、自主性と自立性を持ち、柔軟な発想と強い信念、常に市民の立場で考える職員がふえてきたことを実感いたしております。
このたび、策定いたしました人材育成基本計画は、常に問題意識を持ち、自己変革を図りながら何事においても粘り強く最善の方策を模索し、さらなる飛躍を目指す職員を育成していくための重要な方針ということで考えております。今後は、この方針をもとに基本計画を立て、継続的な人材育成に取り組むことが大切であると考えております。
答弁2:企画部長
若手職員を中心に職場での取り組みから見えてくるさまざまな課題を研究する自主的な取り組みの支援を行い、あわせて発表の場といたしまして職員夏季研修セミナーを設けてきたところでございます。
これまで、このセミナーは職員研修の一環といたしまして参加を職員に限っておりましたが、昨年9月の開催から、市議会議員の皆様方にも御参加をいただきました。今後、さらに多くの職員が参加をいたしますことにより、日常的で地味な取り組みとなっております事務改善の職場での取り組みの報告も含めまして職員のモチベーションを高める方策を工夫、研究してまいりたいと考えております。
答弁2:市長
市民参加、あるいは参画により、市政の推進を図るため、市役所職員がこれまで以上の高い政策形成能力を発揮することを求められております。
この能力を高めるためには、職員個々が日常業務を通して、地方自治のあり方を深く考え、研究する姿勢を持つとともに、市民との協働を図りながら生きた職場の改善を行うことが必要であると考えます。
平成14年度(2002年度)より、職員夏季研修セミナーを開催することで、特に若手職員が平素携わる業務の枠を超えて、広く行政全体を見渡し、新たな政策提言や事務改善提案を形成をして、発表する場を提供してまいりました。
職員のモチベーションの向上を図るには、それらの提案が実際に職場で生かされることが大切であり、このたび策定いたしました人材育成基本方針などを活用し、みずからの職場はみずからが改善するという姿勢で市民自治を推進する職場風土を醸成してまいりたいと考えております。
要望(発言2回目)
職場改善活動に関して吹田市人材育成基本方針、ダイナマイト作戦というものが策定されました。きのう手元に参りましたので読ませていただきました。
このダイナマイトという名前のとおり、若手中堅の職員の方が34名ほどで話し合ってつくられたというふうにお聞きしておりますが、インパクトという点でダイナマイトというお名前をおつけになったのではないかというふうに思います。皆さんもそういうインパクトが必要との意思が伝わってくるような気がしました。
この中身は、資質の向上ですとか、職場風土整備、私生活の充実などモチベーションを上げるための考え方が示されていました。これは人材育成基本方針とのことですけれども、早急に今後、具体的な人事制度、給与制度づくりへと発展させていただきたいと思います。仕組みがなければ方針だけをつくってもこの皆さんの気持ちが生かされ、しっかりとモチベーションを上げることはできないと思いますので、ぜひこの後の動きに期待するところですので、早くこの形が見えるようにしていただきたいというふうに要望いたします。

