質問
博物館では、4月23日から6月5日まで、春季特別展として「ふしぎ探検・足とはきもの」が催されています。5月2日の読売新聞夕刊にも取り上げられ、記事では、これまで市民に余りなじみのない博物館だが、市民有志による盛り上げる会が結成され、催しをバックアップすることに関連して、市民と博物館との関係を考えるモデルケースになるかもしれないというふうに結ばれています。
今回の展示に関しては、小山館長の働きかけもあり、市民のグループが講師を紹介したり、資材を提供したりとさまざまな点で協力しています。私も5月5日には、広場で行った東ティモールのコーヒー豆を使った喫茶コーナーのお手伝いをさせていただきました。特別展に来られた方や紫金山公園へ行くのにそばを通った方など、次々とコーヒーを飲みに来られ、当日は快晴で、皆さん「本当にいい場所ですね」とリラックスしておられ、吹田の貴重な資源だと感じました。
さて、博物館の今後を考えるとき、毎年2億8,000万円の資金を投入して維持している施設ですから、市民にどれだけのものが還元できるのかを第一に考えなくてはならないはずです。今回、任意のグループとして博物館を盛り上げる市民の会も結成されています。以前から申し上げていますが、博物館にリピーターをふやすために、友の会をつくり、会員に年間フリーパスと行事案内を送る。年会費を取り、可能な人にはボランティア活動にも参加してもらうといったことは、すぐにでもできる改善ではないでしょうか。(↓答弁へ)
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博物館の職員の方々は、今後の運営に市民の協力を得ようとお考えなのかどうか、協力を得るならばどういった協働をお考えなのかお聞かせください。
先ほど申し上げた友の会が基本となるのかもしれませんが、今年度をかけてじっくりと市民と対話し、協働できる体制を整えるために、例えば座談会を設け、館長も職員も市民も同じ立場で意見を話し合える場を設定してはどうかと考えます。事務局をつくって、議事録を書いてというかた苦しいものではなく、毎月定期的に行う会で、参加自由というものをつくってはいかがでしょうか。できないことはないと思います。(↓答弁へ)
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私は、一昨年より博物館と緑化公園室の連携をお願いし、それでなくてもわかりにくい経路を、標識などで何とかわかりやすいものにしてほしいと提案してきました。しかし、いまだに紫金山公園側からの標識も、道の整備もされないままです。博物館を本当に市民が利用したくなる施設にするには、やはり市長の決意が必要と考えます。市長の博物館に対する改革への意欲をお聞かせいただくとともに、具体的にはどのような指示をされているのかをお聞かせください。(↓答弁へ)
答弁:社会教育部長
現在、博物館では春季特別展といたしまして「ふしぎ探検・足とはきもの」展を開催いたしておりまして、博物館ボランティアや市民有志によります博物館の特別展を盛り上げる市民の会を初め、講演会や体験学習、ワークショップの講師など多くのボランティアの皆様の御協力をいただき開催していることにつきまして、感謝しているところでございます。吹田の歴史、文化をより一層知っていただき、会員相互がともに楽しく学び合うとともに、博物館の種々事業にも御協力いただける友の会につきましては、現在、他館の実態につきまして調査を進めておりまして、博物館協議会の意見も参考にしながら検討してまいります。
答弁:社会教育部長
市民との協働体制でございますが、平成13年度(2001年度)から博物館ボランティアの参加のもと、小学校を対象としました企画展での展示解説を初め、平成15年度(2003年度)からは、市民ボランティアみずからが展示の企画や造形などにも参画し、その活動として体験学習コーナーを充実させてきました。そして、本年度の春季特別展では、博物館を盛り上げる会を結成していただき、支援していただくなど、新たなスタイルもできつつあります。
これらの市民によります支援を継続していくためにも、市民と職員が博物館の持つ課題を常に多方面から議論していくことが必要と考えております。市民の皆様との対話の機会につきましては、春季特別展終了後、これらの御協力をいただいておりますボランティアの皆様の御意見をお聞きし、対応してまいりたいと考えております。
答弁:社会教育部長
関係部局等との連携につきましては、博物館の活性化事業といたしまして、昨年度は紫金山公園で観察されたピンク火山灰層露頭地点標示を緑化公園室との協議を得、地学研究団体の協力のもとに、自然につきましても学習ができますよう整備を行ったところでございます。
今後とも、行政内部はもとより、紫金山公園を中心に活動されている市民団体の皆様とも連携をより深めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
答弁:市長
私は、市民との協働と協育が、市政推進の基本理念であると考えてまいりました。したがいまして、これからの博物館は、従来型の資料収集と保管、公開展示を行うだけではなく、博物館においてその機能が市民に開かれ、市民の参画を得て協働して事業が行われるような、市民との密接な関係が構築されることが大切と考えています。市民にとって身近で親しみを持っていただけるとともに、吹田の歴史、文化、民俗あるいは自然、まちの魅力など、いわゆる地域学というものを市民が学ぶことのできる開かれた場となることが重要であると考えております。
このような観点から、博物館の活性化につきましても、教育委員会と協議を行い、公募市民による市民会議からの声に耳を傾けながら取り組んでいただくようお願いをしてきたところでございます。その成果として、平成15年(2003年)8月に市民会議から吹田市立博物館の活性化についての提言を、その後博物館協議会からは活性化についての答申をいただき、これらに基づいて活性化の事業が開始されてきたところでございます。昨年6月には、小山修三先生を館長としてお迎えしており、博物館活性化のため、引き続き関係全職員が意欲的に取り組むものと考えております。
質問2(発言2回目)
先ほど御答弁の中で、紫金山公園を中心とする市民活動団体との連携を行うというような前向きな御答弁がありました。そこで、私からの提案と、それに対するお答えをお願いしたいんですけれども、今度は秋に特別展があると思います。春、この特別展にはかなりの市民の方がかかわっているんですけれども、次の秋というところで考えますと、博物館は紫金山・風土記の丘構想の中の博物館ゾーンと位置づけられておりますし、ぜひ博物館だけでのイベントでなくて、紫金山の活動をしておられる市民団体と連携をしたイベントというふうにとらえて、ぜひその所管であります緑化公園室などと具体的に連携した取り組みをお願いしたいと思います。それが可能かどうかということをお答えください。
答弁2(発言2回目の回答):社会教育部長
社会教育部にいただきました再度の御質問で、紫金山公園を中心に活動されている市民団体の皆さんとの連携についてでございますが、秋の特別展に向かってということでございます。私どもは、従来は小学生を中心とした事業で、市民ボランティアということで、私どもの方から提起した部分についていろんな活動を手助けをしていただいて、いろんな形で業務を主体的にやっていただいている、そういう実績があります。
それと、今回初めて春の特別展で、今度は市民の皆様の方から、博物館を盛り上げるという、そういう自主的な組織を結成されてやっていただきました。今回この春季の特別展は、このやり方で成功裏に終わると思いますので、私どもは終了後、これらいろんな形で協力いただきましたボランティアの皆様の御意見をお聞きする中で、どのようなことができるか検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
要望(発言3回目)
博物館についてですけれども、やはり具体的なところで進めていかないと、今、市民がやっと博物館と一緒にやれるのではないかという期待を込めて盛り上げる会もつくられておりますので、続けて秋の特別展に向けて具体的な呼びかけをなさって、そこからの連携をお願いしたいと思います。

