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HOME > 議会報告 > 2004年12月議会 代表質問 > 1. 市長のマニフェストについて(全文)

1. 市長のマニフェストについて(全文)

質問

2003年の選挙で、市長は「私のマニフェスト」なる選挙公約を出され当選されました。市長は市民に4年間で実行する政策を約束されたわけです。当選後、公約に掲げられた40項目については、2003年6月2日の庁議において市の政策課題として位置づけ、施策に取り組んでいくこととなったとの企画部長の御答弁がありました。
さて、選挙より2年弱が経過しました。現在、残る任期の後半2年間でどのように政策を実現していくのかを考えながら、予算編成に当たられていることと思います。
そこで数点お聞きいたします。

 

財政健全化計画ついて

まず、財政健全化計画ですが、平成12年11月にスクラップ・アンド・ビルドを基本的な視点とし、平成21年度までを計画期間とする財政健全化計画案を策定され、本年度までをその集中改革期間として取り組まれています。
決算委員会でも指摘しているところですが、今後、ごみ焼却場の建設や雨水レベルアップ事業、山田駅前公共施設建設など大規模な建設事業が予定されており、その財源をどのように手当てするのか。市債の発行を予定するならばその返済計画も含め、将来にわたる健全な財政状況が維持できる計画となっているのか。
また、市債を安易に発行し続けることは、景気回復が見込めない状況と福祉などの負担が重くなる現状では、将来世代の負担をますます重くし世代間の公平な負担といえるのか疑問です。(↓答弁へ

 .

次に、期限が過ぎているもの、進捗がわかりにくいものについてお伺いします。

 

休日の窓口サービスの充実ついて

休日の窓口サービスの充実に関しては、平成15年度に検討会議を立ち上げるとなっていますが、現在の検討状況はどうなっていますか。(↓答弁へ

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片山公園の城山公園化について

片山公園を総合公園としての城山公園化を目指し、市民とともに構想策定と芸術文化館の構想づくりという項目を挙げられていましたが、平成15年度基本構想策定、平成16年度基本設計、平成17年度に実施計画となっていますが、これは検討されているのでしょうか。(↓答弁へ

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幼稚園と保育園の連携について

幼稚園と保育園が連携した保育の取り組みとは、具体的にどのような施策内容を指し、現状はどうなっているのでしょうか。(↓答弁へ

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高齢者福祉センターの整備について

風呂のある高齢者福祉センターの整備に関しては、市民の関心も高いところと考えますが、平成16年度南千里駅前整備計画の策定とあり、南部地域でも計画と書かれておりましたが、その施策はこれを指しているのでしょうか。(↓答弁へ

 .

進捗状況と評価の公開について

さて、ここまで市長のマニフェストの進捗状況をお聞きしてきました。本来、マニフェストを示すということは、その実現に向けて具体的に財政面や期限を示し、その進捗状況を示していかなければならないということです。しかし、市長はこれをお示しになっていません。
先日11月27日、ローカル・マニフェスト推進大会というものが早稲田大学の大学院公共経営研究科及びマニフェスト研究所主催で開催されました。これはもともと、マニフェストの導入を全国的に広められた前三重県知事の北川氏が主体となり、2003年度の知事選挙で当選した知事の政策公約に当たるマニフェストの進捗状況を検証し、その政策課題などに関する情報公開を行うことによって、国民本位、住民本位の政治にしていこうということを目指して開催されたものです。
この大会は、地方自治体の首長の場合、選挙で打ち出された公約がその後、1年後にどこまで実現されているのか、目標実現に向けての工程管理はどうなっているのかといった事後評価が重要であるという点にポイントを置いています。
早稲田大学のローカル・マニフェスト研究所のホームページを見ますと、知事として最初にマニフェストを掲げ当選された岩手県の増田知事や佐賀県の古川知事、市町村では多治見市の西寺市長、関西では枚方市の中司市長などがみずからのローカル・マニフェストについて自己評価を行い報告し、学識経験者が第三者としてその報告を検証しています。

 

そこでお伺いしますが、阪口市長はマニフェストに関して自己評価はどのようになさっておられますか。また、第三者評価をなさるおつもりはありますか。特に、岩手県や佐賀県では知事のマニフェストがどのように政策として位置づけられたのか、総合計画とのリンクについても示されています。佐賀県のホームページでは、政策検討会議の議事録まで公開し、知事がどのような考えで政策を進めているのか実施時期を示し、その進捗状況もすべて情報公開されています。
吹田市でも、マニフェストの自己評価や進捗状況を広く市民に情報公開することで初めて意味を持つと考えますが、市長はどのようにお考えでしょうか。(↓答弁へ

 

次の質問

答弁1-1:企画部長

財政健全化計画ついて

財政健全化計画案は、非常に厳しい財政状況の中にありまして、新たな市民ニー財政健全化計画案は、非常に厳しい財政状況の中にありまして、新たな市民ニーズに的確に対応しながら市民福祉の増進を図りますため、不可欠な健全な財政基盤の確立を目指しまして、平成12年度(2000年度)に策定をいたしました。
同計画案に基づきます財政健全化の取り組みを進めてまいりましたことにより、策定時に見込んでおりました平成16年度(2004年度)末の累積財源不足額約194億円は解消されますものの、収支均衡を図りますため、財政調整基金の取り崩しや臨時財政対策債の発行を余儀なくされ、依然厳しい財政状況が続いているところでございます。
また、今後、さらに厳しい財政状況が予測されておりまして、現時点での推計では平成21年度(2009年度)末には300億円を超える累積財源不足額が見込まれますことから、引き続き平成17年度(2005年度)以降の財政健全化方策を策定し、収支均衡、財政構造の弾力性の確保など、同計画案に掲げます目標達成を目指しまして、全庁挙げて財政健全化の取り組みを進めてまいらなければならないというふうに考えております。
こうした厳しい財政状況が続く中ではございますが、大規模な建設事業の計画策定に当たりましては、事業費を最小限に抑え、補助金などの財源につきましては国や府の動向に十分注意を払いながら、可能な限り一般財源の支出が軽減できますように事業計画を厳しく精査していかなければならないと考えております。

 

答弁1-1:財務部長

財政健全化計画ついて

厳しい財政状況が続く中での起債による財政運営のあり方についてでございますが、今後、予定されております大規模建設事業につきましては、長期かつ多額の事業費が見込まれるとともに、少子・高齢社会の一層の進行に伴う福祉関係経費の増や、これからピークを迎えます退職金等、継続的経費を賄うについても極めて厳しい状況が継続するものと考えております。
大規模建設事業につきましては、その必要性、緊急性を十分精査し、選択と集中を図る必要があるのはもちろんでございますが、市税を初めとする一般財源の増収が当分の間見込めない中では、事業費の一定程度を起債で賄うことにより、一般財源のピークの平準化を図る必要があると考えているところでございます。
しかしながら、市債による財源確保は将来における義務的な負担となるものでございますので、その発行に当たりましては、的確な一般財源収入の将来予測を基礎に、返済能力と他の財政支出への影響を慎重に見きわめながら判断していく必要がございます。
したがいまして、本市の財政健全化計画案で目標といたしております公債費負担比率おおむね10%以内をガイドラインとしながら、健全な財政運営と市民ニーズに対応した施策推進のバランスを図れるよう努めてまいりたいと考えております。

 

答弁1-2:企画部長

休日の窓口サービスについて

本市では休日のサービスといたしまして、市役所本庁舎の土曜コーナーと市内5カ所の市民サービスコーナーにおきましては、土曜日の午前9時から正午までの間に住民票の写し、印鑑証明書の交付などを行っております。
さらに、一層の市民サービスの充実を図ります観点から、関係職員によります休日窓口サービスの拡充等についての庁内検討会議を設置しておりまして、業務の範囲、実施の形態等について、休日の窓口サービスの拡充の実施に向けた検討を進めておるところでございます。

 

答弁1-3:建設緑化部長

片山公園の城山公園化について

城山公園化につきましては、関係部局間で協議、調整を行ってまいりましたが、なお今後も協議、調整が必要と考えているところでございます。
公園を計画いたします建設緑化部といたしましては、引き続き資料の収集や調査を行っているところでございますが、公園内に残る未開設区域の整備の進捗も考慮して、基本構想の策定に入ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。

 

答弁1-3:社会教育部長

片山公園の城山公園化について

(仮称)芸術文化館の構想につきましては、その構想を検討するため、昨年11月に庁内に関係課の職員及び公募職員を含めました11名で検討会議を立ち上げました。
この検討会議によりまして、これまで先進都市の状況の調査や本市美術協会所属の会員の方の御意見を聞くなどして、この(仮称)芸術文化館の基本的な性格や役割につきまして検討しているところでございます。

 

答弁1-4:児童部長

幼稚園と保育園の連携について

幼稚園と保育園の連携した保育の取り組みについての御質問にお答えいたします。
幼稚園と保育園は、ともに幼児期の子供の教育、保育を担っており、また、それぞれ地域における子育て家庭を支援する拠点として、子育て相談や園庭開放などの事業を行い、保護者の育ちの場、交流の場ともなっています。
このようなことから、地域における就学前の子育て機能をさらに高め、子供の健やかな成長、発達をはぐくむため、同じ就学前養育・教育の機関として幼稚園と保育園とが情報交換や合同研修等を行いながら、相互の保育・教育内容に関する共通理解と、より一層の充実を図るため、連絡会を設置し、相互の理解と連携を図る取り組みを進めています。
また、地域の幼稚園、保育園間では、泥んこ遊びやプール交流、リズム遊びや運動会など遊びや行事の保育交流を行っており、また、幼稚園舎を借用して保育園の育児教室を開催するなど、相互の連携を図っております。
今後とも、地域の子育て、子育ちに資するよう、より一層連携を深めてまいりたいと考えております。

 

答弁1-5:福祉保健部長

高齢者福祉センターの整備について

浴場設備などを備えた高齢者福祉センターの整備につきましては、現在、南千里駅前整備計画におきまして検討を進めているところでございます。
お尋ねの南部地域につきましては、高齢者拠点施設の地域バランスを考慮いたしているものでございますが、整備用地を含め検討していく必要があると考えているところでございます。

 

答弁1-6:企画部長

進捗状況と評価の公開について

マニフェストにつきまして、市長にということでございますが、まずは企画部から御答弁申し上げます。
市長のマニフェストに関しましては、市の重要な政策課題として位置づけ、実施に向け取り組んでいるところでございます。
その進捗状況につきましては、40項目のうち既に実施済み及び実施中のものが10件、予算化し実現に取り組んでいるものが12件、事業計画を作成しているものが8件、さらなる取り組みが必要であり、方策を検討いたしているものが1件、実現に向けた検討を進めているものが9件という状況でございます。
大変厳しい財政状況ではございますが、これらの政策課題につきましても、より大きな事業効果が得られるよう、効果的、効率的な実施方法を探りつつ、引き続き具体化に取り組みますとともに、今後、第三者の評価や進捗状況の情報公開のあり方につきまして検討させていただきたいと存じます。

 

答弁1-6:市長

進捗状況と評価の公開について

マニフェストの進捗状況についてでございますが、厳しい経済状況が続く中、マニフェストの目標を達成いたしますためにはさまざまな課題があると存じております。しかしながら、そのような厳しい状況であればこそ、市民生活の向上のため積極的に施策を展開し、解決が困難な課題にも果敢に挑戦をして取り組むことが必要と考えておりまして、今後とも、その実現に全力を尽くしてまいる所存でございます。
なお、マニフェストの評価や進捗状況の情報公開につきましては、適切な時期に、その方法等も含めて考えてまいりたいと存じます。

 

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