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4. 歴史文化のまちづくりについて(全文)

質問

昨年10月議会で紫金山風土記の丘計画と博物館、そして吹田市の文化行政について質問をいたしました。質問の趣旨は、博物館を所管する社会教育部、歴史文化まちづくりセンターを所管する市民文化部、そして紫金山公園整備を所管する建設緑化部の3部の活動が連携して、吹田市の歴史文化のまちづくりを進めていただきたいということでした。本年3月「みんなで創る! 歴史と文化のまちづくり」が市民文化部より発行されました。内容は盛りだくさんで、吹田の歴史的な資源、伝統行事、自然、公共施設、すべてが紹介され、地域ごとにゾーニングを行い、目標と方針が定められています。

 

博物館と他部局との連携について

全体を通して私が感じたことは、具体的にだれが、いつ、どのように主体的に動き、歴史と文化のまちづくりをするのか、イメージがわかないということです。市民が主体で進めるとしても、市はサポートする環境を整えなければなりません。
同じく本年3月、吹田市立博物館の活性化について答申が出されました。市民文化部の冊子と比べて、「連携」をキーワードに地域間での連携、地域内での異種の施設間の連携が上げられ、具体的な博物館の活性化の方法が書かれています。そこで、以下博物館を担当する社会教育部にお伺いいたします。

 

(1) 市民文化部所管の歴史文化まちづくりセンターとの連携は進んでいますか、具体的にお聞かせください。
(2) 学校との連携の重要性が答申では上げられています。ミュージアムエデュケーターという博物館で児童・生徒などの教育を担当する人の創設を目指し、教員との継続的な研究組織の立ち上げに着手するというふうに書かれておりました。この点、学校教育部との連携はどのように進められていますか。
(3) また、周辺環境、施設の問題については、紫金山公園の整備を念頭に自然博物館としての役割への期待を受けて、館内の一部に自然展示を取り入れること。歴史と自然学習の両立する公園の完成を求めると書かれていました。
昨年の質問でもお願いした緑化公園室との連携は、その後、具体的にどのように進んだのか、お聞かせください。

 

「歴史と文化のまちづくりフォーラム」の立ち上げの提案

吹田に独自性と独創性のある新しい都市文化を創造したいという市長の思いはよくわかります。そこで、提案いたします。冊子「みんなで創る! 歴史と文化のまちづくり」にも書かれていましたが、市民や事業者、大学などとの協働の場、ネットワークの場として継続的な「歴史と文化のまちづくりフォーラム」を立ち上げてはいかがでしょうか。
フォーラムというと、イベント的なものをイメージされるかもしれません。私が今申し上げたフォーラムとは、昨年行われた「大学のあるまちづくりフォーラム」のように、行政と大学が主体に進め、市民は観客というものではなく、市民が主体的に自発的に参画できる継続的な会のことです。どんなまちづくりも主体は市民です。市ができることは、連携の場づくりではないでしょうか。市長はどのようにお考えなのか、御意見をお聞かせください。

 

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答弁:社会教育部長

博物館と他部局との連携について

(1) 博物館と歴史文化まちづくりセンターとの連携につきましては、同センターの建設段階から相互に情報を交換し、旧吹田の歴史を紹介する展示室の設置につきましても協力し、パネル作成、映像作成など協働して連携を行ってきた経緯がございます。
また、同センターの開設以後につきましても、同センターを小・中学生が市内文化学習施設をスタンプラリーして回る「ぐるっとすいた」の訪問施設の一つに組み込み、学校児童・生徒の利用のための連携を図ってまいりました。
また、同センターが実施する歴史講座に対し学芸員を講師として派遣し、原始時代から近代にわたる地域の歴史をテーマに講座を開催いたしているところでございます。今後とも、同センターとの連携を図ってまいります。

(2) 次に、学校教育との連携につきましては、小学3年生の社会科とタイアップした「むかしのくらしと学校」を開催し、中学校に対しましては職場体験学習や総合的学習の時間としても利用をいただいております。
また、学校利用の促進を図るための博物館と教員が継続して議論できる組織の立ち上げにつきましては、学校教育部との話し合いを開始したところでございます。

(3) 最後に、博物館と緑化公園室との連携についてでございますが、今年度から博物館活性化事業を立ち上げ、その中でピンク火山灰層の観察のための野外観察スポットを博物館の敷地の中に設置し、周辺の自然学習を視野に入れた野外展示を緑化公園室と協議しながら整備してまいります。
今後とも、紫金山公園を歴史と自然学習の両立する公園とするため、緑化公園室と連携を図ってまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。

 

答弁:市民文化部長

「歴史と文化のまちづくりフォーラム」の立ち上げについて

「歴史と文化のまちづくりフォーラム」の立ち上げについて、市長にとのことでございますが、まず、担当からお答え申し上げます。
御指摘のとおり「みんなで創る! 歴史と文化のまちづくり」の冊子は、年々都市化が進む中、失われていく歴史や文化資源を見直し、それらを活用、発展させながら市民の皆様に誇りと喜びを持って、個性豊かなまちづくりを進めていただくことを目指して作成いたしました。
まちづくりの主体は市民であることを十分認識しながら市民の皆様がみずから主体的、継続的に参加できる歴史と文化のまちづくりを進めますとともに、協働のネットワーク、フォーラムにつきまして関係部局と協議してまいりたいと考えております。

 

答弁:市長

「歴史と文化のまちづくりフォーラム」の立ち上げについて

私は、まちづくりの基本は、地域に息づく歴史や伝統を基盤に、個性に満ち感性豊かな文化をはぐくむことにあると考えております。
また、その推進に当たりましては市民の皆様によります歴史的、文化的資源を生かしての活動を初め芸術文化活動、市民交流活動などに対します自主的、自発的な参加や取り組みの機運を醸成してまいりますことが、行政の重要な役割だと考えております。今後とも市民の皆様が地域におけるまちづくりに主体的に参画いただけるような取り組みを進めてまいります。

 

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