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2. 北工場建てかえについて(全文)

質問

本年2月10日、福祉環境常任委員会の視察で、所沢市東部クリーンセンターを訪問しました。所沢市は人口約33万5,000人、13万2,000世帯、ごみの排出量が平成14年度は12万7,000t余りと、吹田市とほぼ同規模の市だと思います。この東部クリーンセンターの焼却炉は115t掛ける2炉で230tです。
当初、東部クリーンセンターの焼却炉規模は300tで都市計画決定がされていたとのこと。しかし、規模の見直しを訴える市民の声、将来予測のもとデータを最新のもので計算し直した国の補助金の算定基準が変わったことなどから、規模の縮小をされたとのことです。所沢市の焼却炉は、西部クリーンセンターの148t炉と合わせても378tです。吹田の焼却炉の規模を考えさせられました。

 

吹田市の北工場建てかえですが、昨年7月議会で私が、600tは決定事項のように言われていますが、平成17年度には総合計画による人口予測も含め、規模の修正をお考えでしょうか、と質問したところ平成17年度には、国に本建てかえ事業の整備計画を提出する必要があることから、おそくとも平成16年度中には最新データに基づく将来ごみ量の予測と、ごみ減量施策をもとに、安全、安定なごみ処理が可能な整備計画となるよう検討してまいりますとの御答弁がありました。
また、環境影響評価方法書についての知事意見書にも、将来推計を見直した上で、より適切な能力算定の年次を設定して、再度検討すること。焼却方式についても環境面における十分な配慮を行った上で、総合的に検討し、選定の経緯と準備書に記載すること、と記されていました。吹田市の焼却場整備計画のスケジュールはどのようになっているでしょうか、お聞かせください。

 

さきの所沢市では、焼却炉の形式についても市民委員、有識者、議員を交え20名で構成する市長の諮問委員会として、炉形式検討会議を立ち上げ、メーカー説明会、先進施設視察、炉形式の比較検討と審議を重ね答申を出されたとのことでした。焼却炉形式の選定は、技術的な安定性、環境保全性、資源化、経済性といった面で、焼却場の建設に関して非常に重要な選択をすることとなります。
吹田市では、炉形式の選定に関してどのような検討をされているのか、具体的にお示しください。また、選定基準や比較検討に関する情報公開をすべきと考えますが、どのようにされるおつもりでしょうか。

 

つけ加えて、所沢市東部クリーンセンターは、付近にオオタカの生息地があり環境への配慮という面から景観を重視されたつくりになっていました。景観は環境影響評価審査会でも検討項目となっていますが、緑の多い万博公園外周にある施設として周囲の景観に溶け込むような施設にしていただきたいと思います。

 

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答弁:環境部長

まず、吹田貨物ターミナル駅(仮称)建設事業に係る環境影響評価につきましては、本市環境影響評価審査会に対しまして、平成14年12月25日に、環境影響評価準備書の諮問を行い、科学的、専門的な見地から御審議をお願いしているところでございます。
審査会では、大気汚染や騒音、振動、景観などさまざまな環境要素につきまして、三つの部会を設けて御検討をいただいております。現在、各部会の検討結果を取りまとめる段階に至っております。今後は、4月中に開催予定の総括部会におきまして、3部会の検討結果を総合的に調整し、審査会意見書の作成を行い、その後、審査会の全体会におきまして承認を得ました後、答申をいただくことになると考えております。今後の手続につきましては、以上のようになろうかと考えております。

 

答弁:環境部長

まず、焼却場整備計画のスケジュールについてでございますが、現在、環境アセスメントを進めており、本年12月までに現況調査を終え、平成16年度(2004年度)末には知事意見を反映した準備書を作成する予定でございます。
この準備書には、施設の規模、焼却方式など施設整備内容を記載する必要がございます。施設規模の設定につきましては、最新のごみ量データ、将来人口、及び現在施策に取り組んでおります減量方策をもとに、できる限り早い時期に決定できるよう努めてまいりたいと考えております。
焼却方式につきましては、現在吹田市ごみ焼却施設建設検討委員会におきまして、検討中でございますが、焼却方式決定後、実施計画の作成を行い、引き続き整備計画書に必要な発注仕様書の作成を平成16年度(2004年度)末までに行う予定でございます。平成17年度(2005年度)には整備計画書を国に提出し、平成18年度(2006年度)から建てかえ工事に着手する予定でございます。

 

次に、炉形式選定の検討内容についてでございますが、検討に当たりましてはダイオキシン類を初めとする有害物質や二酸化炭素の削減、埋立処分量の削減など地球環境保全への寄与、熱エネルギーの回収など、循環型社会への寄与といった環境保全性の観点を初め、処理の安定性、安全性、経済性など、さまざまな観点から慎重に検討しているところでございます。

 

次に、選定基準や比較検討に関する情報公開についてでございますが、現在、吹田市ごみ焼却施設建設検討委員会におきまして、焼却方式選定に向けて検討を進めており、この焼却方式の選定についてはメーカー等の関心も高いと考えられ、検討の途中でもございますので、焼却方式の選定が決定した後に選定結果、理由などにつきまして情報提供してまいりたいと考えております。

 

なお、施設の景観につきましては、万博外周という周辺環境との調和を十分配慮して検討してまいりたいと考えております。

 

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