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活動日誌

岩手県へ行ってきました

陸前高田の一本松

陸前高田の一本松

15日から19日まで、岩手県へ行ってきました。
15日、遠野ボランティアセンター(VC)着。登録を済ませ、翌16日よりボランティア活動に参加。
連休ということもあり、土曜日の朝到着の方も多くいらっしゃいました200人をこえる方が集まっていました。
大槌町、陸前高田、釜石に分かれて出発。

私は、大槌町へ。地区の方が「灯篭流し」をするとのことで、川原の清掃を行いました。
遠野市ボランティアセンターから大槌町まで約1時間の道のりです。
途中、釜石駅でトイレ休憩をとったのですが、駅前にある日本鋼管の工場内に、何メートルあるのか瓦礫の山、山、山。
それでも、5月に来た人によると、少しましになっているとのことでした。
駅から釜石市の商店街あたりを通りましたが、ここは、津波の被害がひどくて、家々がつぶされ瓦礫に。
通りが少し違うと、無事に残っていたり、初めて見る現場の様子に、言葉もありませんでした。溜息もでないというのは、こういうことなんだなと思いました。
大槌町に到着し作業開始。
50人~70人くらいいたので、見る見る間に、河原の雑草がなくなりました。私たちの少し下流では、別のボランティア団体が
200名ほどで川の清掃をしていました。津波で流された、家財道具や木々が河原の草の中に紛れており、写真や預金通帳は、
持ち主に返せるかどうかわかりませんが、分けておいて、持ち帰ることに。
河原なので、多少涼しかったのですが炎天下の作業で、10時~2時くらいまで、ほんとに短時間しか作業ができません。
それでも、水2リットルをなるべくむようにとの指示があり、休憩を取りながらの作業でした。

作業した地区は、海からは少し距離のあるところでしたが、家の1階部分は津波が押し寄せており、残っておられる方は、1階の片づけをしながら
2階でお住まいの様子でした。休憩時間に、営業していたローソンに買い物に行きました。買い物できるところが少ないのでしょう。
ものすごいお客さん。神奈川県からきているという保健師さんにお会いしました。1週間交代で派遣され、避難所をまわっているということでした。

2日目は、陸前高田へ。こちらのほうが、作業は大変とお聞きしていたので、覚悟して参加。
まちの様子は、ほんとに、どこまで行っても何もなくて、ところどころに瓦礫の山、廃車になった車が並んでいるという状態でした。
TVでみてはいたものの、その距離感の違いに呆然としました。
もともと漁港に2000トンのサンマなどがあったそうです。それが流されているので、腐敗したところにハエが大量発生していました。
私が作業したところは、遠くに海は見えていますが、かなり海からは入ったところなのに3~4mの枝が津波の威力で折れてしまっていました。
そこに、やはり建材、家財道具、工場で使うものなどいろんなものが混じって流れてきたものを、前日のボランティアさんが、山肌から下までおろしたものを、重機が入れるところまで移動するという作業でした。流されている、プラスチッククのかごを拾い集め、そこにごみをいれて、手渡しして、一か所に集めるという、気が遠くなるような作業でした。

もちろん、生ものが腐っているので、においは強烈、ハエは生まれてこのかた見たことないくらい大量に飛んでいました。
サンマそのものは、これまでの方により撤去されていましたが、いくらの詰め合わせ袋がものすごい悪臭を放っていました。
4か月たって、この状態ってどうなんだ!と。ボランティアに来た人はみんな思うんじゃないでしょうか。
重機でやれば、もう少し手際よくできることが、手作業で十分な装備もないので、倒れた木に挟まれたごみは、どうすることもできません。
100人余りで、数十メートルの範囲を少しきれいにすることができる程度です。3月から来ている人によると、それでも、ほんとに少しづつですが、作業は進んでいるとのことでした。

2日間しかボランティアできませんでしたが、全国からボランティアの方がきていました。老若男女、ほんとうにさまざまな方です。
1日目は、アメリカから来たキリスト教の団体の方とバスがご一緒でした。また一度だけでなく、何度もボランティアに来られている方も、いらっしゃいました。あの惨状をみると、まだまだ力が必要だと感じます。

道すがら、仮設住宅の建設現場を見ました。やっと給水車ではなく、水は簡易で流れるようになったようです。
あちこちで、腐敗した水がたまっており、下水がまだまだと感じました。生活再建をしながら、瓦礫の処理がいつ終わるのか。目途を付けるには、国や他府県の協力がなくては難しいと感じました。

これから、ボランティアへ行かれる方へ。遠野VCの周辺には、スーパー、コンビニ、ホームセンターがあり、歩いて行ける距離です。
もし、忘れ物をしても大丈夫です。
私は、伊丹⇔岩手花巻空港+1泊だけホテルを予約しました。JALダイレクトツアーで46200円でした。合わせて、レンタカーを借り、92時間で24000円でした。3人で行ったので、一人8000円でした。遠野VC宿泊だと無料です。(寝袋持参)シャワーもあります。食事は各自で準備。

遠野VCでは、朝6時起床。7時からラジオ体操と、その日の行先を決定します。白板が出されており、書かれている中から希望のコースに名前を入れることができます。そこに書き込まなくても、その後コース分けされます。8時出発。
帰ってきて、午後5時からミーティングがあります。反省事項や、翌日の個別ボランティア募集などもあります。現場でなく、VCの中で、写真の補修、整理をするボランティアなどもありました。

私たちは、18日残り1日は、東北観光にあてました。遠野の博物館や、早池峰神社へ行きました。19日の午後便だったので、午前中に急いで、平泉へ。世界遺産に登録された金色堂を見学しました。東北は観光客も減っているということでした。

最後は、台風6号で飛行機が飛ぶか!?というおまけつきになりましたが、無事、帰ってくることができました。

Posted by 中本みちこ at 2011年07月25日 13:40 | いろいろ, 市民活動 |

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