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活動日誌
「議会は何をするところ?」分科会2 メモ
昨日のフォーラム参加者は250名ほどだったとのこと。大変盛況に終わりました。
吹田市からも市民の方が6~7名参加されていました。(私が顔みしりの方なので、もっといらしたかも)
昨日の分科会2の、内容をメモしたので下記に記します。
午前中のツイートで疲れて、ツイッターには載せられませんでした。ごめんなさい。<(_ _)>
分科会2 市民サイドから考える「みえる議会、わかる議会、いかす議会」
★コーディネーター 神田誠司氏
議会担当だったとき、一年に一度議員がヒートアップする時期がある。それは人事。ある議会で議長の問責決議案提出しようとした。理由は視察先の高崎市でサルを蹴ったから。もう一人の問責決議を出す。深夜までもめる。議会ってなんだろうなと思った。
2006年6月 夕張市財政破たん。4か月間ルポした。夕張市議会も取材。市民に痛みを問う説明会で、市民から、行政とおなじくらい議員への厳しい怒りの声が上がった。
熊取町議会 市政報告会。議員の中には、市民の前にでたくない人が半数。しかし、議会基本条例ができたから出ないといけない。町民から冷ややかな目でみられるのではと怖かったが、経験を活かしていきたいという議員もいた。
栗山町議会。栗山町の合併を考える議会報告会に参加。庁内5か所で、各200名が詰めかける。町長の住民説明会には100名ほどしかこない。栗山町議会が報告会を2006年にはじめ、5年の積み重ねてきた重さを感じた。町民は議会を信頼していると感じた。
全国的には議会改革の流れは、圧倒的な少数派。議会とつきあっていると、怒り、徒労感ある。そんな折、議会ウォッチの会に出会った。ウォッチの人たちは注文をつける。しかし、文句を言うのは期待の裏返し。
<パネラー>
★赤倉昭男氏(相模原市議会をよくする会、開かれた議会を目指す神奈川市民団体 代表)北海道小樽生まれ。74歳。相模原市在住。19番目の政令指定都市になった。71万人。キャンプ座間。米軍の資材を管理する広大な施設あり。
立教大学卒業、広告代理店博報堂11年勤務。TDK26年間、シドニー、NY,メキシコ勤務。中近東、アフリカ、北アメリカ、欧州、中米 58か国訪問。駐在している間に、各地の議会を見物にいった。
★卯月慎一氏(東京都町田市 まちだ市民情報センター)
42万人。議員36名。25年在住。生まれは群馬県館林市。ミュージシャン。35,6年前に石鹸問題から環境問題へ取り組む。農薬問題などから市民活動へ。
1977年 まちだ市民情報センターを立ち上げ、市民自治のまちづくりを目指してきた。議会とのギャップを感じた。そこから議会への関心が芽生えてきた。
★加藤万寿久氏(茨木青年会議所)
鍼灸医3代目。子どもが誇りを持てるまちに。キリンビール移転から、ガンバ大阪の誘致。スタジアム複合施設 署名活動。50000人の署名目標、20000人しか達成できず、頓挫。これを機会に議会へ行った。
<活動>
★赤倉氏
現役55歳のときから10年間自治会を務めた。その間に、市長、議員などと会う機会が多くあった。なんていうひとたちとの思い。定年後、スムーズに運動に入った。活動は、議会の傍聴が中心。会員当初23名→83名に。3回目の冊子を発行した。
これまでとの違いは、評価の項目を7つから25に増やした。100点満点にしたので、それぞれの議員の点数が出た。点数がでたのでランキングした。これで反応が違った。読売、東京新聞記事に。HP掲載。掲載された日に、50名から電話あり。
電話してきた人。会話したがる、よくやってくれた。議員に仕返しされるんではないかとの心配も。
2週間たって 112の電話。HPアクセス6400に。
表紙の座席票を、黒く塗っているほうが悪い点数。手前がベテラン。常に議案に対して同一行動をとる人が悪い成績になっている。点数をつけたことに対し、個人的に直接議員からの苦情はない。新生クラブで抗議の記者会見を用意しているとの噂もきく。抗議に見合う資料を準備しているので、苦情がきても大丈夫。活動は、傍聴をベースにしている。すべての常任委員会、特別委員会のうちテーマきめたものだけ傍聴。通信簿に携わったのは、8名。4年間、傍聴しているメンバー。
「THE Gallery」定例会の翌月 市議会だよりを出す前に出している。
私も議員風にいうと3期目。しんどさはない。ばかばかしいことよくするねと言われるが、市長からの提案は毎回違うので議題も違う。議員は8年間もみていると、退化していく。よくなる議員はほとんどいない。不可をつけた4名はいらない議員。
計算してみると、議員は多すぎる。1100万円の報酬と120万円の政務調査費。72日しかでない。市の職員の給与740万円。毎日でてくる職員と比べて、5分の一しかでない議員が1200万円は腹立たしいし、不思議。減額とか減らそうという議員いない。
★卯月氏
ターゲットは、ボールを投げる相手は市民。市民が変わらなければ、議員は変わらないと思っている。「まちだ情報市民センター」つくったとき。町田市に何人もの人から電話がかかった。市の施設だと思った人が多かった。1997年に設立して、「市民力をつける。市民の意識を変える。」ことを目標にしてきた。これからの地域自治、市民が一員としてまちづくりを果たさないといけない。
毎回、市長選挙の折には、質問状をだし公開してきた。議会の公開を提案。1992年実現。まちだ市 公民館で市民企画。企画・運営は市民、お金は行政。そこでやったのが市民力養成講座、これほど市民と議会の距離が遠いのかと思い知る。
あまりにも遠い。何故だ?
2008円9月~11月 5回。「知って得する あなたと議員の使い方」講座を開催。議会改革の肝は何か?議会の場を通して、課題解決を図るという講座。請願という手段があることに気づく。
5回を通した成果を、トリセツづくりへ。編集に1年かかった。とにかく初めて議会を知る人に見てもらう。中学生の読解力でわかる。議会って何と振り向いてくれなかった人を振り向けるためやさしくつくった。
市民がなぜ議会と遠いか。まずは市民が議会の仕組みがわかっていない。昔は、議員は上から目線。しかし、関わるうちに、議員もだたの人じゃないかと思うように。人間と人間として接することを心がける。嫌な感じをもたれたらだめ。私たちの生活を決めているのは議会。首長が好きなことしだしたら、議会がとめてくれなかったら、どうなるのか。
トリセツには、解決したいことがあるとき、いろんな手段がある。実現手段の一つとして請願を使う場合は、こうすればいいよと言うことを書いた。請願の作戦変更の手法。事例をもとに描いている。陳情は審議されない。課題解決のやり方を示す。反対に言うと、議員がどうしたら上手に市民に使われるか。という視点で見てほしい。
なぜ請願か?議会の請願は記録に残る。請願活動で、自分たちの抱える問題を市民に広く知らせることができる。請願では、意見陳述会が行われるようになった。
市長への手紙で課題解決すれば早いが、公開されない。請願を使ってほしいという思いはあるが、物事解決の手段の一つである。
★赤倉氏
請願をあてにしていない。紹介議員が必要。色がつく。
陳情をやってる。公に審議される。(注:陳情・請願については各市で扱いが違う)
相模原市の政令市を問う住民投票をしようとした。50分の1の署名集めを行い、法定数以上集まった。しかし、市長が否決の意見をつけて議会に提出。議会が否決。
「議会のトリセツ」公民館に1000部置いた。世論を喚起する。市民の教育はマスコミにまかせっきりで、スキップしている。議員がよくならないといけない。議員が議会改革なんてできるわけない。議員定数削減も微々たるもの、報酬削減も微々たるもの。議会に対して、決め球はない。議員がしっかり活動してもらうしかない。
★卯月氏
議会の役割。地域自治の役割をどうつくっていくか。そのひとつ。市民もそこに参画しないといけない。議会は何十年も変わらなった。それを1年や2年で変えようと思っていない。市民が変わらないといけない。それが、民主主義を成長させること。しつこくやっていきたい。
★赤倉氏
最初のころ、活動は、参加など、しめつけたら辞めていった。今いる人は、ほんとに改革したい人。6割の議員はなじみ。仲良し。私の一番なかのいい議員の評価が、落第点ということが客観的に評価していることの証拠。
議会52名のうち議長経験者8名。議員落第者多い。ベテランにどう対処していくかが問題。
例えば、評価のため、議会活動をどう知らせているかをアンケートした。ところが会派間の協定で、答えないようにしようとしていた。
★卯月氏
まちだ市議会 早稲田大学のマニフェスト議会改革度調査で、住民参画度1位。全体で8位に。しかし実際は、まだまだ。
市民企画の議会報告会を実施したところ、6回派から4回派が参加。議会報告会について、いろいろ視察に行ったが、議会に言うと人口規模や仕組みが違うことを理由に言い訳する。チェレンジすることが必要。まずはやってみる。
積極的にアプローチしていく。あきらめたらおしまい。議会不要論、ナンセンスだと思う。市民に開かれた議会をつくることが議会改革。
議員も、市民の無関心に甘えていたところがあるのではないか。
定数、報酬削減について。議会はこうあってほしいという要望など市民と考えるべき。
★赤倉氏
限りなく議会不要論に近い。でも言い切れない。理由は首長に問題があるから。変な首長だったら議会ないとブレーキかける人いない。不要とならない議会を、いかに持続させるかが使命だと思っている。
選挙後4月の選挙で当選してきた新人を集めて、座談会を行う。最初から議員を教育する。前回19名当選して、14名参加。現職と比べると、素晴らしい。しかし、年数がたつと無残な新人となる。議会はぬるま湯。いかに緊張感を与えていくか。自分たちの存在がいかに大切かと思う。ネット中継でも見るが、やはり現場にいないといけない。
★卯月氏
議会傍聴は、昼間にいけないので、ネット中継みたりする。定数削減、報酬削減についてなぜ自分たちで決めるのか?どういう議会が必要な議会か、市民参画ができる議会とは、このくらいの活動がいいのか。市民を交えて議会の在り方を議論したうえで、決めていただきたい。市民からアプローチをかけていくこと。改選前に、議会改革の委員会あり。その委員をよんで話をする。
川崎市の議会ウェッチングの会の方講師によんで、議員を呼んだ。常に、議員を呼び出していく。語ろう会 議員や職員がくる。人間と人間のつきあいを深めていく。いい関係をつくっていく。市民の力をつけながら、議会を変えていく。
<質疑>
★赤倉氏
Q.議員の通信簿の活動をしてきて、どんな成果があがったのか?
→A.12年間で、1回落選した議員が戻って、議会が変わった。と言っている。以前より、席をはずさない、居眠りも減った。一般質問をする人が増えた。
副作用として、一般質問はみんながやるようになったので、やりたくない議員が結託して議員は2回しか質問できないようにした。
やりたい議員からいくと、議員の質問権をとったことになる。
一人ひとりが良くなっているのではない。保守系は一切改革にはノータッチ。
Q.評価活動にとどまっているのか?市議をたてたりしないのか?
A.しいて言えば、とどまっている。会派別ランクつくった、地域別ランクつくった、年齢別、世代別などつくってみたものが送られてくる。
Q.議員の通信簿がいかに客観的なものか?点数のつけ方の信頼性。
A. 30人が入れ替わり立ち代わり傍聴している。いかに評価項目を正確にやるか。4年前の公約分野別に分け、それを手元に置き、14定例会の一般質問通告を調べて、ふれているかどうかを細かく見た。25項目にわたって採点一人が行い、9回の会議で修正。
83名の中に、党員おらず。12年間の中に3名が立候補。3カ月前に退会してもらった。今回の評価には、人格、好感度いれた。大事な要素。しかし見方によっては苦情をいわれる可能性あり。
Q.活動経費は?
A.活動の財源は、正会員30名 2000円。53名賛助会員 1000円。年間14万円。4回発行4000部。
Q.赤倉さんたちが、議員一人一人の力をあげることに対しては、感服する。機関としての議会の力をあげることに、例えば議会基本条例の直接請求をしてはどうか?それを、議員がどうとらえるか、採決にもっていかれるのか、をやってはどうか?
A.議会基本条例を重要視していない。理想の議会、すべて当たり前のこと。これは、議会改革でない。是正すること。当たり前のことを何でやらないといけないのか。
★卯月氏
A.紙ベースの発行難しくなってきた。リアルタイム。インターネット立ち上げた。当初の正会員が減ってる。50名ほど。経費ほとんどかかっていない。
Q.「議会のトリセツ」はいい考え。どうやって市民に広げていくか?
A.市民もやってるぞということ議員に伝わっている気がする。何か、少し関心をむけてもらえるための冊子。
議会外での評価は?
議会報告で評価している。議会だよりなど。
Posted by 中本みちこ at 2011年02月21日 18:54 | 勉強メモ |
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