HOME > 活動日誌 > 12月議会終了 議案に反対しました

活動日誌

12月議会終了 議案に反対しました

本日、12月議会が終了しました。

今回は、「吹田市民会館条例の一部を改正する条例」の制定について反対をしました。
内容は、耐震診断の結果、IS値が0.3以下(IS値の説明は下記に)ということで閉鎖された市民会館の市民ホール機能を、JR吹田駅近くの民間ビルに移転するための条例改正というものです。

利用の多かった市民会館が閉鎖され、市民のみなさんから代替をという声が高まっていたことは十分理解しますし、担当の市民文化部が代替地の確保に努めてきたことは知っていました。

が、移転しようとするビルは、耐震診断がなされておらず、診断の計画も未定とのこと。また、取り壊す市民会館を今後、建て替えるのか否かも決定しておらず、何年間借りるのか不明なこと。また、別の階も3月末には空くということで、今後、ワンフローだけでなく、別のフロアーも借りて、市民会館の貸し館機能を果たしたいとことでした。

耐震診断で使えなくなった市民会館の代替のビルが、耐震性の診断をうけていないのに、市が借り受けるというのは、どういうことでしょうか!!行政サービス提供という点で文化力の向上は大切ですが、まずは市民の生命を守ることを考えるべきなのではないでしょうか。

これらの理由から、議案に反対しました。また、補正予算案にも、関連してフロアーを改装する予算が計上されていたので、あわせて反対しました。

議会全体としては、この条例案に、民主党が反対し、1名が退席。そのほか議員は賛成。結果、賛成多数で可決されました。

予算案に関しては、私だけ反対。民主党は、賛成。その代り予算の執行に注文をつけ増した。その他も賛成で、賛成多数で可決されました。

採決は、起立採決でおこなわれるので、一人だけ座ってるのって、ちょっとだけ勇気が要ります。(^_^;) でも、やっぱりおかしいと思ったので、反対しました!

*長いですが、議会では、反対意見を言いましたので、IS値の説明の下に記述します。よかったらお読みください。

************************************

IS値とは・・・耐震改修促進法でさだめられた構造耐震指標であり耐震診断の判断基準となる値

IS値0.3未満→ 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い。
IS値0.3以上0.6未満→ 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある。
IS値が0.6以上→ 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性か低い。

************************************

<反対意見>

この議案は耐震診断の結果、十分に利用者の安全を確保できないということで閉鎖となった市民会館の一部市民ホール機能を、朝日町にある民間ビルのフロアに移そうとするものです。

多くの方が利用してきた市民会館が突然閉鎖され、市民の皆さんに多大なご不便をおかけしていること、代替施設の確保について地元団体の要望も大きいこと、また、担当部が代替用地の確保に努力し、苦慮されてきたことは理解をします。

しかし、今議会の質疑を通して、移転予定先のビルは昭和45年建築で、建築基準法の耐震基準が改正された昭和56年以前の建物であり、平成18年制定の耐震促進法の対象となる特定建築物ですが耐震診断が未実施であること、また、今後も耐震診断のスケジュールが確定していないことがわかりました。

一方、吹田市として既存の吹田市民会館を取り壊した後、建て替えをするのか否かについて意思決定がなされていないため、条例案は「市民会館の位置は、当分の間、吹田市朝日町とする」というように、あいまいな文言となっていることがわかりました。

今回、移転予定先ビルは民間所有ですので、耐震診断は法の下、努力規定であり、診断しているか否かについてとやかくいうつもりはありません。吹田市としてビル耐震構造の安全性について、市民に保証できる状況でないにも関わらず、市民ホール移転の条例案を上程されたことに疑問を感じます。今後、別のフロアも利用して、市民会館機能を提供したいとのご答弁もありました。ならばどうして耐震性の確認をしないのでしょうか?

行政の提供する市民サービスにおいて、文化力の向上は非常に重要です。しかし、最も優先すべきは市民の生命を守るという視点ではないでしょうか。

耐震性が問題で既存施設を閉鎖したのに、耐震診断の対象となるが、診断が行われていないビルを市民の利用に供するというのは理屈にあいません。

市長は、安心安全のまちづくり宣言を行い、日頃から「安心、安全」に関する施策には力を入れていると訴えているのに、市民にこの現状をどうご説明するのでしょうか。説明せずにご利用いただくおつもりなのか、もし不測の事態が起こった場合にどう責任をとるのか、全く理解できません。

今後、耐震性が確認でき、安全が確保できるということならば、このビルへの移転について賛成するものですが、現段階では納得がいきませんし、内容について責任をとることができないと考え今条例案に反対いたします。

尚、議案第106号一般会計補正予算にも関連予算が計上されていますので、あわせて反対をいたしますが、予算が可決された場合、執行は耐震性の確認ができ、市民への説明が十分にできる状態にした後にしていただきたいと要望しておきます。

Posted by 中本みちこ at 2009年12月23日 00:25 | 議会活動 |

<< まじめにtwitter (^^ゞ | ポリッターに登録されました >>

pagetop